小説むすび | 非情な王に囚われて

非情な王に囚われて

非情な王に囚われて

“王族の結婚に愛は必要ない”
なぜそんな悲しいことを言うの?

連絡の途絶えた弟を捜しにサンタラ国を訪れた教師のリーガン。
写真を手に尋ね歩く途中、バーで全身黒ずくめの男から、
弟が婚礼間近の王女と消えたと聞かされて驚く。
この男こそ、国王ジェイグだった! 妹を奪われ激怒する彼の
王宮にリーガンは囚われるが、ある取り引きを持ちかけられた。
舞踏会に婚約者として同伴すれば、弟の罪は問わないというのだ。
私を“婚約者”という名の罪人として扱うつもり?
怯えながら引き受けたリーガンだったが、彼の男性的な魅力や、
紳士的な心遣いに、思いがけず心を揺り動かされて……。

新鮮なアイデアを次々とハーレクイン・ロマンスに織りこんでくると評判のミシェル・コンダー。追いつめられたヒロインと傲慢な王が繰り広げる、めくるめく王宮ロマンスをお楽しみください。

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