小説むすび | 灰かぶりと苦い涙の一夜

灰かぶりと苦い涙の一夜

灰かぶりと苦い涙の一夜

その日、モリーは貴族の屋敷の家政婦として朝から大忙しだった。なのに、大事な客人と言われたイタリア人富豪サルヴィオの前で大失敗をしたあげく、深夜泣いている姿まで見られてしまう。意外にも、サルヴィオはやさしくなぐさめてくれ、感激したモリーは、気づくと魅力的な彼に純潔を捧げていた。ところがクリスマス直前、彼女はサルヴィオとの一夜を理由に突然解雇され、頼れる人も住む家もないという苦境に立たされる。しかも月のものも遅い気が…。妊娠していたらどうしよう?元家政婦が宿した子どもでも、富豪の彼は愛してくれる?

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