小説むすび | 碧に染まった清らな乙女

碧に染まった清らな乙女

碧に染まった清らな乙女

ジャクリーンは、豪華なパーティ会場で肩を落とした。経営難のウエディングドレス専門店への資金援助を、頼みの綱だった父の旧友に断られてしまったのだ。そのときー大企業CEOのギリシア富豪ニコスが現れた。悪魔的なほどセクシーなオーラみなぎる彼から目が離せない。雪のように清らかになんて時代遅れだと恋人にふられたあとも、結婚まで身を慎むという信念は変わっていないのに…。窮状を打ち明けたジャクリーンに、ニコスはパーティのあとで援助の話をすると約束してくれた。喜び勇んで部屋を訪ねると、ドア口のニコスは、腰にバスタオル1枚だけ巻いた姿で…。

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