小説むすび | 塔に囚われたシンデレラ

塔に囚われたシンデレラ

塔に囚われたシンデレラ

今までずっと男性を拒んできた私が
彼にはなすすべもなく翻弄されて……。

企業経営者の適性診断をするセラピストのサリーナは、
その日、ヴェネツィアの名門貴族の邸宅を訪れた。
主の世界的複合企業を率いる実業家マテオ・クームーー
権力者らしく尊大で自信に満ちた彼は最も苦手なタイプのはず。
なのに、にじむ威厳と色気に心は激しく乱れた。
気づけばマテオに唇を奪われ、サリーナは陶然となった。
その様子を録画されているとも知らず。
やがてマテオは狼のようにほほえんで言い放った。
「僕が何を要求するかーー楽しむがいい」

『修道院育ちの花嫁』で妹ピアの花婿となった王子を、妹を妊娠させたという理由で殴った兄マッテオ。今作ではそのカリスマ性で瞬時にヒロインを魅了、要求どおりの報告書を書けと迫ります。無垢な彼女は彼に身も心も捧げ、やがて思いもよらぬ妊娠をして……。

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