小説むすび | 禁断のなぎさ

禁断のなぎさ

禁断のなぎさ

彼は私を覚えているだろうか?
あの日より、大人になった私を。

シャーロットはロンドンの大企業で働く社長秘書。
だれからも親しまれ、だれからも愛されて、
だれの目にも幸せな二十歳だった。
けれど、彼女の真実の心を知る者はいなかった。
カリブ海へと休暇旅行に旅だつ前の日、
シャーロットは親友に心の秘密をうちあけた。
そこには初恋の男性がーーシャーロットを子ども扱いして、
相手にしてくれなかった年上の富豪、リーアムがいるのだと。
4年が経った今、彼との再会のときを前に、
シャーロットは胸を締めつけられていた……。

ロマンス界の大御所アン・ウィールが1970年に書いた作品。年を経ても色褪せぬ、都会的な作風と古典的なバージンヒロインのコントラストをご堪能ください。

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