小説むすび | ジュリエンヌの悩める献身

ジュリエンヌの悩める献身

ジュリエンヌの悩める献身

10年の片想いが実っての結婚。
ただし、おなかの子は祝福されぬまま。

クリスティアーノーー16歳から想い続けてきた私の大切な人。
その夜、ジュリエンヌは憧れのイタリア人富豪に純潔を捧げた。
クリスティアーノは生きるために身を売ろうとした私を救い、
住まいと教育を与え、彼の会社で働くチャンスまでくれた。
だから一夜の思い出以上は望まず、夜明けとともに姿を消した。
ところが数カ月後、ジュリエンヌは妊娠していることに気づく。
再会したクリスティアーノの反応は衝撃的だった。
“自分の子を望んではいなかったが、こうなってはしかたない”
そして愛する男性は憎しみをこめ、彼女に結婚を申しこんだ……。

ヒロインは妊娠に驚きますが、喜んでもいました。一人で育てるつもりで、彼女はヒーローに会いに行きます。しかし、待っていたのはトスカーナの彼の屋敷に閉じこめられた孤独な生活でした。ヒロインに選択肢はなかったのですーー愛する男性の要求だったから。

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