小説むすび | 買い取られた令嬢

買い取られた令嬢

買い取られた令嬢

21歳のシャーロットは幼いころに母を亡くし、宝石店を営む父とふたり、仲よく暮らしてきた。だがある日、めずらしく父と激しく口論してしまい、気持ちが高ぶるあまり彼女は愛馬に乗って家を飛び出し、すんでのところで高級車と衝突しそうになった。車を運転していた漆黒の瞳の男性から頭ごなしに叱りつけられ、心に衝撃を受けるとともに、相手への反感がわいた。その晩、彼女は父の命に従い、ホステス役としてディナーの席につくが、現れた招待客を見て愕然としたー客は例の高級車の男性だったうえに、経営難に陥った父の宝石店を買収した大富豪ソールだとわかったのだ!

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