小説むすび | セアラと秘密の貴公子

セアラと秘密の貴公子

セアラと秘密の貴公子

おなかの子どもの父親が、
まさか、高貴な身分だったなんて……。

セアラと行きつけの店の店員マジェドは気心の知れた仲。
ある日、ひょんなことから一線を越えてしまった。
そして、妊娠発覚ーー相談しようとマジェドを訪ねると、
セアラには思いもよらない展開が待っていた。
気さくでセクシーなバーテンダーだと思っていた彼は、
じつは異国の貴公子で、王家の跡継ぎだというのだ。
二人で乗り越えよう、結婚して母国で暮らそう、と
優しくプロポーズされ、セアラが心動かされたのもつかの間、
マジェドは人が変わったように、冷たく、高らかに宣言した。
「ただしこの結婚に愛はない。愛は人を愚かにするからな」

オーストラリアはスター作家ミランダ・リーやヘレン・ビアンチンを生んだロマンス大国。その次世代を担う人気作家ミシェル・ダグラスが、ドラマチックなシンデレラ物語をお届けします。気の置けない外国人の友人が、祖国ではゴージャスなセレブだったら……?

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