小説むすび | 恋をするなら

恋をするなら

恋をするなら

一人親家庭で育ったリーは、経済的な苦労をしたため結婚に興味がない。ある日、姉の家を訪れることになって飛行機に乗ったとき、高級スーツをまとった長身のセクシーなイタリア系の男性と隣になった。一目見た瞬間から、リーは内心、彼のことを意識していたが、その強烈な魅力に動揺するあまり、無視を決め込んでしまう。目的地に着くと、偶然にも彼は姉の隣人マルチェロ・レオーネとわかり、リーのつれない態度が逆に興味を引いたのか、彼は強引に迫ってきた。結婚の条件を訊かれ、リーは逃げ口上として「億万長者」と答えた。さらに、その幻の億万長者から申し出があれば受けるかと問われて頷くと、マルチェロが高らかに告げた。「君は今、僕の妻になることを承知した」。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP