小説むすび | 百五十年秘めた愛

百五十年秘めた愛

百五十年秘めた愛

スカイは闘病中の母に代わり、祖父の葬儀に参列した。祖父とは、母が17歳で家を追い出されたきり、会ったこともなかった。だが遺言で、広大な館とダイヤのネックレスが遺されたことがわかる。ただし、そのネックレスは150年以上も前から行方不明で、2カ月以内に見つけないと遺産はすべて寄付されてしまうという。スカイは遺産を相続して母の治療費に充てようと、ネックレスを捜す決心をし、手がかりの人物に会いに行く。ブノワ・シャランダールは、若き富豪でプレイボーイのようだが、スカイはまさか彼を愛することになるとは思いもしなかった。ましてや、自分たちが150年前の悲恋を繰り返すことになるなんて。

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