小説むすび | 翡翠色の情熱

翡翠色の情熱

翡翠色の情熱

この結婚は赤ちゃんのため。
なのに、あなたを愛してしまったの……。

なんてカリスマ性にあふれた人なのかしら! 
世界的実業家マノロ・デル・グアルドの屋敷を仕事で訪れ、
アリアンは颯爽と現れた長身で黒髪の彼にひと目で魅了された。
妻を亡くしてまもない彼は、赤ん坊が泣くたび中座した。
生後半年の幼い娘がなつかず、ナニーが辞めてしまったという。
その夜ーー。屋敷に響き渡る赤ん坊の激しい泣き声が心配で、
アリアンは声を頼りに子供部屋へ向かい、懸命にあやした。
アリアンの腕の中で安らかな寝息をたてはじめた娘を見て、
部屋に入ってきたマノロが驚くべき提案をする。
「このまま屋敷に残って、娘の面倒を見てくれないか」

便宜結婚の謝礼は年200万ドル! 子供好きな母性あふれる心優しきヒロインが、魅惑的なスペイン富豪の主に見初められる、大人気テーマ“ナニー”の物語です。

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