小説むすび | 闇に消えた花嫁

闇に消えた花嫁

闇に消えた花嫁

結婚式の晩、自由になりたいと置き手紙を残して10万ドルの債券を持ち出し、ジェニーが姿を消した。エドワードは愕然としたー僕の財力をめあてに群がる人間は大勢いたが、彼女だけは違うと信じていたのに…。半年後、送られてきた写真と手紙から彼はジェニーの居場所をつきとめる。しかし彼女は記憶を失い、さらに失明していた。ジェニーの世話をしてきた牧師夫妻の話では、彼女は瀕死の重傷を負い、病院に運び込まれたのだという。ジェニーは犯罪に巻き込まれたのか?僕を裏切ったわけではない?エドワードの心に一縷の望みがわき起こった。

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