小説むすび | 公爵に捧げた無垢な恋

公爵に捧げた無垢な恋

公爵に捧げた無垢な恋

ピアは親友の結婚式に現れたタキシード姿の男性を見て、目をみはった。ジェイムズ!なぜ彼がこんなところにいるの?アドニスを彷彿させる美貌。誘惑するような瞳ー間違いない。3年前、ひと目で恋におち、バージンを捧げた翌朝、私の前から突然、姿を消したひと。その彼を、ホークシャー公爵だと参列者から紹介され、ピアは唖然とした。公爵ですって?あの夜、彼はそんなことはひと言も言わなかった。ジェイムズが皮肉っぽい笑みを浮かべ、再会は偶然だとピアに告げる。彼に惑わされてはだめ。私はただの火遊びの相手だったのよ。けれどピアの胸に、めくるめく熱い夜の記憶はよみがえり…。

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