大富豪と貧しき相続人
貧しいルーシーは学費を工面できずに大学を休学し、住みこみで資産家の老婦人の付き添いをして生計を立てていた。ようやく復学のめどがついた矢先、突然老婦人が亡くなり、ルーシーは弁護士から驚くべき遺言を聞かされる。財産のすべてを血縁ではないルーシーに相続させるというのだ。これに異を唱えたのが、故人の親族で大富豪のオリバーだった。彼から、金目当ての詐欺師となじられ、ルーシーも反撃するが、激しい感情のぶつかり合いはなぜか情熱の炎に取って代わり、気づけばルーシーは彼のベッドで朝を迎えていた。やがて彼女はオリバーの子を身ごもっていることに気づいて…。