小説むすび | 目覚めたら恋人同士

目覚めたら恋人同士

目覚めたら恋人同士

地味ながら穏やかに暮らすアンナの家にある日突然、見知らぬ大富豪ウォードが現れ、一方的に言いがかりをつけてきた。彼の弟から大金をだまし取ったと責められても、まるで身に覚えがない。だが、百獣の王のような圧倒的存在感を放つウォードは、彼女に反論の余地も与えぬまま、憤然と立ち去った。ばかね、私。彼に怒るべきなのに、魅力を感じてしまうなんて…。その後、アンナは庭仕事中に頭を怪我して気を失うが、たまたま戻ってきたウォードに発見され、病院へ運ばれた。目覚めると彼女は、記憶を失っていたーそして、ウォードに言った。「あなたとは特別なものを感じる。私たちは、恋人同士なんでしょう?」

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP