小説むすび | 愛は脅迫に似て

愛は脅迫に似て

愛は脅迫に似て

傲慢富豪から逃れた先に待っていたのは、
甘美な罰と、愛の脅迫。

サンドリンは10歳年上の実業家ミシェルと電撃結婚した。
知的で官能的な夫を愛していたが、新婚半年で早くも暗雲が垂れ込めるる。
彼女が4週間海外の仕事をすることに、彼が強硬に反対したのだ。
妻を鳥かごに閉じ込めようとするなんて、と若いサンドリンは抗い、
書き置きを残してNYを飛び立った。
だが仕事でトラブルが発生し、滞在が延びて資金が底をついたとき、
長身で黒髪の男性が救世主さながら現れ、援助を申し出たーーミシェル!
彼は怒りを込めたキスで妻を罰し、投資の対象はきみだと告げる。
サンドリンが断れないことを承知で、彼は激しく妻を求めた!

夫婦の愛の復活をテーマに激愛ロマンスを描いて絶大な人気を誇るヘレン・ビアンチンの名作です。ルネッサンスの貴公子を彷彿とさせる魅力的な大富豪ミシェルの“脅迫”にも似た強烈な求愛行為。サンドリンはなすすべもなく彼が仕掛ける深い愛の沼にはまり……。

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