小説むすび | 傲慢富豪の父親修行

傲慢富豪の父親修行

傲慢富豪の父親修行

結婚か、それとも親権を争うのか。
愛しい我が子を守るためなら──

ロンドンのホテルで働くアレイナは、一人の男性客を目にして
凍りついた。嘘でしょう? なぜラファエロがここにいるの?
イタリアの富豪弁護士である彼とは5年前、カリブで出会った。
互いに惹かれ合って逢瀬を重ね、アレイナは永遠の愛を夢見た。
ところが突然彼に“僕は誰とも結婚しない”と冷たく拒絶され、
涙を堪えて、帰国するラファエロを見送るしかなかった。
呆然とするアレイナのもとに、4歳になる息子が駆け寄ってきた。
じつは別れた直後に妊娠がわかり、密かに産み育ててきたのだ。
するとラファエロが表情を一変させ、彼女に詰め寄って……。


大スター作家リン・グレアム譲りのドラマティックな展開と、共感せずにはいられないヒロイン像に定評がある、スター作家ジュリア・ジェイムズの登場です。「息子の人生から僕を締め出すなら法廷で争う」というヒーローは、はたして良い父親になれるのか……?

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