小説むすび | 湖の騎士

湖の騎士

湖の騎士

アンドレアは研究のためフランスの老公爵に招かれ、
“湖の城”と呼ばれる美しいシャトーに滞在していた。
この土地は、アーサー王伝説の騎士ランスロットの故郷だ。
ある日、老公爵の息子ランスロット・デュ・ラックが帰郷する。
まるで伝説の騎士の生き写しのような精悍で美しい男性に、
アンドレアはひと目で激しく惹かれてしまう。
やがて身籠もった彼女はランスロットから求婚されるが、
この結婚を喜ばない者がいたーー彼の血のつながらない妹だ。
ずっと公爵家の妻の座を狙っていた彼女は、恐ろしい行動に出る。
性的暴行を受けたと言って、ランスロットを訴えたのだ。

“大きな愛で読む者の心を潤す”と讃えられる、イマージュを代表する作家レベッカ・ウインターズ。フランスの湖畔に立つ美しいシャトーを舞台にした、まるでおとぎばなしのようなラブストーリーをお贈りいたします。

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