悩める愛人
ジェシカは、勤め先の経営者であるライアンとつき合っている。
ライアンはハンサムで裕福で、まさに女性が理想とする男性だ。
関係を始める際、彼は4つのルールを定めた。
1彼に猫を近づけないこと。
2スキャンダルを避けるため、二人の仲は内密に。
3子どもは絶対につくらない。4もちろん結婚もしない。
ライアンを愛しているジェシカにとってはつらいが、
彼のそばにいられるならと、けなげにルールを守り続けた。
だが、交際も2年が過ぎたある日、ジェシカは衝撃によろめく。
わたし、妊娠している……愛するライアンの子を……!
秘密のオフィスラブで、もしも妊娠してしまったら……? そんな衝撃的な展開をテンポよく描くのは、HQディザイアの人気作家、テッサ・ラドリー。筋金入りの独身主義者が、恋人とおなかの子への愛に目覚め、誠実な男性へと変貌を遂げるさまは感動的です!