悪魔に捧げられた花嫁
仕事先で野性味溢れる完璧な美貌の男性を見かけたリーサは、その夜、兄が設けた会食の席に思いがけず彼が現れ、驚く。彼の名はリック・アンドレス。巨万の富を誇る金融界の大物らしい圧倒的な存在感に、リーサは強く惹きつけられる一方、尊大な態度には辟易した。翌日、兄の会社が破産寸前だと聞かされ、リーサは愕然とする。そのうえ、誰あろうリック・アンドレスが、兄の会社を救うため持ちかけてきたという買収話には、信じ難い条件が。彼はリーサを花嫁に望んでいるというのだ。ありえないわ…。あんな野蛮な人と結婚する以外、道はないの?絶対絶命の淵で泣く泣く結婚を承諾するや、ヒロインは強引なヒーローに容赦なく唇を奪われてしまい…。セクシーなラテンヒーローとのめくるめく恋絵巻。