小説むすび | 屋根裏部屋のクリスマス

屋根裏部屋のクリスマス

屋根裏部屋のクリスマス

冴えないシンデレラが恋したのは、
ハンサムで奔放な王子様。

三姉妹の末娘で、美人の姉たちと比べられて育ったレイチェル。
周りからは“シンデレラ”などと呼ばれ励まされるけれど、
私は醜いアヒルの子。きっと愛も知らずに一生を終えるのだろう。
そんな折、レイチェルは親友のいとこのザックと偶然出会う。
目も覚めるようなハンサムな実業家で、自信たっぷりな彼は、
他の女性には目もくれず、なぜか彼女だけを熱心に口説いてきた。
私をからかっているの? いったい何が狙いなのかしら。
訝しみながらも彼の魅力に抗えず、レイチェルは誘われるまま
車に乗り込むが、天候が急変して近くの宿に避難する羽目に。
しかも案内された屋根裏部屋にはベッドがひとつしかなくて……。

強引で自信家だと思っていたヒーローから聞かされた哀しい過去。それは真剣で一途な愛を求めるヒロインにはつらいものでしたが、彼への想いは高まるばかりで……。ハーレクイン・ロマンスではおなじみのヘレン・ブルックスが描くシンデレラ・ロマンスです!

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