小説むすび | 魅惑のドクター

魅惑のドクター

魅惑のドクター

眠りにつく前に思い浮かんだのは、
魅惑のドクターのすてきな笑顔……。

看護師ジュリアは患者宅で大雪に閉ざされ、宿泊することに。
深夜、道に迷ったので朝まで滞在させてほしいという、
アイヴォと名乗る青い瞳のハンサムな男性が現れた。
彼は偶然にも医師で、高熱を出した患者に手際よく治療する姿に、
ジュリアは胸を高鳴らせた。彼といると、なぜか安心するのだ。
だが今はオランダに帰る途中だと知り、彼女は早くも喪失感に襲われた。
彼はもうすぐイギリスを去り、二度と会うこともないのね……。
肩を落とすジュリアだったが、アイヴォから思わぬ誘いがーー
彼が自宅で面倒をみている患者の専属看護師として、
オランダまでついてきてほしいというのだ!

HQマスターピース《ベティ・ニールズ・コレクション》より、クリスマス時季に読みたい心温まる物語をお贈りします。ヒロインが人生で初めて迎えるオランダでのクリスマスは、ヒーローが別の女性と結ばれてしまうかもしれないという切なさがつきまとって……。

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