小説むすび | ギリシアの聖夜

ギリシアの聖夜

ギリシアの聖夜

ギリシア富豪は思い出した──
最高の聖夜には妻が必要なのだと。

夫から一度も“愛している”と言われたことのないイーデン。
ついに離婚を切りだした直後だった。トラックがイーデンと
夫アリスティドの車に突っ込み、視界が一瞬で真っ暗になった。
目覚めると、アリスティドは重症で、全ての記憶を失くしていた。
イーデンは幸いにも軽症だったが、お腹の子を流産しかけており、
医師に数日間の絶対安静を言い渡されて、夫に寄り添うことが
できなかった。すると愛人を気取る秘書がアリスティドに近づき、
作り話を吹き込んで、イーデンを冷酷な悪妻と思い込ませたのだ。
退院後もすれ違う夫に彼女は絶望する。私たちはもう終わりなの?
泣き崩れるイーデンの前に、不在のはずのアリスティドが現れ……。

スター作家ルーシー・モンローが、記憶喪失が鍵となるドラマティックな夫婦再生ロマンスを描きます。ヒーローは記憶と共に、妻への熱い想いも取り戻しますが……。大スター作家リン・グレアムも思わず涙する、最高のクリスマスのエンディングをご堪能ください。

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