小説むすび | クリスマスの最後の願いごと

クリスマスの最後の願いごと

クリスマスの最後の願いごと

どうか、この小さな願いが、
叶いますように……。

幼いときに母と生き別れ、里親のもとを転々としたマディスン。
イギリスの子ども病院の経営者で外科医のセオに招かれ、海を渡った。
長身で魅力的なセオは5年前のクリスマスに交通事故で妻を喪い、
5歳の娘アイビーは筋力が徐々に落ちる原因不明の病で入院中。
診断医のマディスンはその病の正体を突き止める大仕事に取り組みつつ、
母を知らないアイビーにみずからの少女時代を重ね、寄り添う。
アイビーの“クリスマスの願いごとリスト”も手伝った。
一番の願いごとーーパパにクリスマスを好きになってもらうこと。
マディスン自身、クリスマスは好きではないけれど力になりたいと思った。
でもたとえセオに想いを寄せても、彼はまだ亡き妻を愛している……。

ハーレクイン・イマージュより、切なくて優しい感動ロマンスをお贈りします。それぞれクリスマスに悲しい思い出を持つヒーローとヒロイン。ヒーローの娘がかかっている可能性のある病の名を話し合ううち、衝動的にキスを交わしてしまう二人ですが……。

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