小説むすび | 王子と孤独なシンデレラ

王子と孤独なシンデレラ

王子と孤独なシンデレラ

黒髪に黒い瞳をした息子の父親は……。
ロイヤル・シークレットベビー物語!

恋人に裏切られつづけて男性不信に陥ったシドニーは、
専門クリニックで子供をもうけ、小さな息子を独りで育てている。
ある日、同僚の結婚祝いを買いに訪れた百貨店で、
高級服に身を包んだ、息をのむほど魅力的な男性に声をかけられた。
驚くことに、ルールという名の彼は地中海の公国のプリンスだった。
シドニーははじめ戸惑ったが、話をするうちにどんどん惹かれ、
彼こそ、ずっと叶わぬ夢とあきらめていた理想の男性だと直観した。
やがて、息子に会いたがる彼を自宅へ招待することに。
恋に舞いあがったシドニーは、そのときまだ気づいていなかったーー
最愛の息子とルールが、とてもよく似た髪と瞳をしていることに。

2歳の息子もルールにとてもよくなつき、やがてシドニーは彼にプロポーズされます。性急すぎるというためらいはあったけれども、彼女は承諾することに決めるのでした。しかし、このまるで夢のようなロイヤル・ロマンスには、思いもよらない落とし穴が……。

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