小説むすび | 身重の花嫁は一途に愛を乞う

身重の花嫁は一途に愛を乞う

身重の花嫁は一途に愛を乞う

一夜で燃え尽きた恋に後悔はない。
私のお腹には残り火が宿っているから。

富豪ヴァレンティノが結婚すると聞き、カルリッツは呆然とした。
3年前に熱いキスを交わして以来、一途に想い続けてきたのに。
そう、彼こそが運命の人。カルリッツは居ても立ってもいられず、
結婚式に駆けつけるが、なぜか花嫁は現れず、式は中止となった。
動揺するヴァレンティノに寄り添ううちに空気は熱を帯び、
気づけばカルリッツは彼に身も心も捧げていた。
だが翌朝、ヴァレンティノから別人のように冷たく拒絶され、
彼女は泣く泣く立ち去るしかなかった。もう彼には会わない。
そう誓った矢先、カルリッツは身ごもっていることに気づき……。

思いがけず一夜で最愛の人の子を授かり、彼から便宜結婚を申し込まれたヒロイン。ところが迎えた新婚初夜、ヒーローは花嫁を置き去りにして出かけてしまい……。人気のケイトリン・クルーズらしい軽妙洒脱なロマンスをお楽しみください!

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP