小説むすび | 王に娶られたウエイトレス

王に娶られたウエイトレス

王に娶られたウエイトレス

「彼女はひそかに結婚していた妻だ」
純潔の乙女は王の宣言で、突如花嫁となった。

ウエイトレスのモリーは、祖父の介護費用を稼ぐため、
ジャーリア国の大使館で王子に英語を教えていた。
ある日、砂漠に囲まれた見知らぬ城で目覚め、驚愕するーー。
大使館で薬物の入ったコーヒーを飲まされ、眠っている間に
王子に誘拐されてしまったのだ。なんて野蛮なことをするの!
だがモリーの前に現れたのは、王子の兄である国王アズラエル。
長身で彫りの深い顔立ちに、美しい黒髪と黄金色の目を持つ彼は、
国の名誉のため、大金と引き替えに弟の犯罪を見逃せと迫った。
モリーが拒むと、なんと幽閉されてしまった! 私はどうなるの?
隙を突いて逃げ出すが、運悪く砂嵐に襲われ……

追ってきた国王と二人、砂嵐を逃れ、洞窟で一晩明かしたヒロイン。スキャンダルを避けるための方便だった結婚宣言のはずが、国の法律で本当に国王の妻になることに! 〈ハーレクイン・ロマンス・プレミアム〜リン・グレアム・ベスト・セレクション〜〉第2弾!

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