小説むすび | ボスには言えない

ボスには言えない

ボスには言えない

社長のジョーのもとで秘書として働いた3年間、
クラウディアはずっと彼に想いをよせてきた。
その恋はクリスマスパーティの夜、成就したかに思えた──
翌日何事もなかったかのように、彼が振る舞うまでは。
もうこれ以上、彼が美女たちとデートするのを見ていられない。
クラウディアは辞職を決意し、ジョーの出張中に会社を去った。
ところが彼は、頑として退職を認めないばかりか、
戻ってくるよう主張して譲らない。
クラウディアはしかたなく、2週間だけの職場復帰に同意した。
どんなに望まれても、それ以上は無理よ。身重の体なのだから。

いまはなき幻のシリーズ、シルエット・ロマンスの珠玉作をお贈りします。長年、上司である社長のジョーに焦がれてきた秘書のクラウディア。クリスマスパーティの夜、ついに想いが溢れ出て……。

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