小説むすび | 百本の薔薇に抱かれて

百本の薔薇に抱かれて

百本の薔薇に抱かれて

薔薇の罠にかかった惨めな私を、
いつかあなたは愛してくれるの?

スージーのみすぼらしい部屋に、目も覚めるほどハンサムな男性が
100本の薔薇を抱えてやってきた。「金目当ての女性はお断り。
結婚にも興味はない。だが、なぜかきみに興味がある」
セルジオ・ブージ──世界的企業を率いる大富豪の彼とは、
2週間前にレストランで出会い、熱く誘惑されたものの、
財産狙いの下品な女だと決めつけられ、追い返されたのだった。
今さら何を言っているの? 失礼すぎるわ。スージーは怒ったが、 
彼の魅力に抗えず、愛のない秘密の関係を受け入れてしまう。
2カ月後、スージーは思いがけずセルジオの子を身ごもった。
彼の義務感からの求婚に喜びは一瞬で消え、虚しさが募って……。

冷たい家庭に育ったヒロインが何より求めているのは、愛し愛されること。夫となったヒーローに片想いしたままの結婚生活にピリオドを打とうとしたとき、奇跡が起きて……。キャシー・ウィリアムズが描く、心を揺さぶる切ない名作ロマンスです。

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