小説むすび | 目覚めはいつも腕の中

目覚めはいつも腕の中

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命を狙われた令嬢カタリーナは、ついに捕まってしまった。どうにか2カ月の逃避行を生き延びてきたが、今回現れたリイズという名の追っ手は別格だった。揺るぎない精神力と、鍛え抜かれた肉体ーけれど彼女に触れる指は優しく、セクシーな瞳にはぬくもりが宿っている。気がつけばカタリーナは、追われることになった真相を彼に打ち明けていた。リイズは、課せられた任務に背いて彼女を隠れ家に連れ帰り、24時間態勢で守ると約束する。カタリーナは震えた。警護のためとはいえ、こんなに素敵な男性とひとつ屋根の下で過ごすの…?

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