小説むすび | 愛の囚人

愛の囚人

愛の囚人

傲慢富豪に恋したら最後、
“愛の囚人”になってしまう……。

最愛の父が倒れ、サリーは父の会社が破産寸前だと知らされた。
彼女は金策に奔走するもすべて断られ、最後の手段として
債権者の大富豪ルチアーノ・アンドレッティに助けを求めた。
だが長身でハンサムな彼はサリーを上から下まで眺めたあと、
助けてほしいのなら、妻になれと要求してきた。
さもなければ、明日にも君の父親を破産に追い込むだろう、と。
「あなたとなんて、悪魔と結婚するようなものだわ!」
そう反発してみたところでほかに打つ手はなく、
サリーは愛されぬ花嫁となったーー彼はただ跡継ぎが欲しいだけだから。
それなら私もこの尊大な夫を愛さなければいい。そう思っていたが……。

窮地に陥った若き乙女と自信たっぷりのイタリア大富豪の愛なき結婚を描いた本作は、ハーレクインが日本に上陸した1979年に書かれた作品です。紙書籍限定の再版ですので、どうぞお見逃しなく!

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