暴君の結婚宣言
彼にとって、私はただの親友──
花嫁どころか、愛人にもなれない。
仕事中に呼び出されたケイラは、人生最大のショックを受けた。
社長のアンドレアスが家族をつくることに決めたので、
これから結婚相手を探すという。なぜ、私じゃだめなの?
6年前までアンドレアスとケイラは恋人同士だった。
だが彼が事業を立ち上げる際、彼女は振られ、“親友”として
この会社に迎え入れられたのだ。今でも彼を愛しているのに。
ケイラは悲しみと屈辱のあまり、無断で休暇をとって旅に出た。
するとアンドレアスが慌ててケイラを追いかけてきた。
「きみは僕の人生の一部だ。結婚してもその事実は変わらない」
もどかしい気持ちを抱えたまま、ケイラは彼と一夜を共にして……。
ギリシア海運王の婚外子として育ったヒーローと、3歳で親に捨てられ、里親のもとを転々として育ったヒロイン。愛に不器用な二人が見つけた真実の愛とは……? ルーシー・モンローらしい軽妙さと切なさの絶妙なバランスが光る珠玉作です。
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もう一度愛されると、私は信じてきた。 彼は生涯一緒と言った……友人として。 仕事中に呼ばれたケイラは、人生最大のショックを受けた。 社長のアンドレアスが結婚して家族をつくるというのだ。 なぜその相手が、知り合って8年、彼を愛してきた私じゃないの? それはきっと私が、里親育ちの“雑種”だからだ。 悲しみと屈辱のあまり、ケイラは無断で休暇をとって旅に出た。 するとアンドレアスは会社を放り出し、彼女を追いかけてきた。 「君は僕の人生の一部だ。結婚してもその事実は変わらない!」 アンドレアスにとって、妻の横に私がいるのは当然なのだ。 別の女性を選んだ彼を見るなんて、私には拷問でしかないのに。 傲慢なヒーローに6年前、突然別れを告げられたヒロイン。傷心旅行中、当時の彼の真意を聞いたヒロインは昔に戻ったように、熱い誘惑に身を任せてしまいます。生涯の伴侶にはなれないと知りながら……。HQロマンスを代表する作家L・モンローの傑作をどうぞ! 2018/11/24 発売