小説むすび | 義務と結婚

義務と結婚

義務と結婚

幼稚園教師として働くナタリーの家に、ある夜、10代の頃から恋い焦がれてきたピアスが不意に現れた。ピアスは、母が使用人として働いていた名家の御曹司で、どこかの美しい令嬢と婚約したばかりだ。彼がどうしてここに?しかも、なぜひどく憔悴しているの?問いただすと、ピアスは婚約を破棄されたのだと打ち明け、ナタリーは慰めたい一心で彼を家に泊め、愛を交わしてしまう。ただ一度の、忘れられない思い出で終わるはずだったー1カ月後、妊娠という現実が襲いかかってくるまでは。

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