小説むすび | この夜を永遠に

この夜を永遠に

この夜を永遠に

男性の目を引くセクシーな容姿が、セリーナには悩みの種。
軽い女に見られるが本当は奥手で、目立たないように生きてきた。
ある日、彼女が働くレストランに、ビジネスマン風の客が訪れた。
ハイスクール時代の憧れの先輩、アーロン・キングズリー!
17歳の頃、酔った少年たちに絡まれ、助けてもらったことがある。
あれからずいぶん経つけれど、私をまだ覚えているかしら?
昔どおりの魅力の上に、成功した者特有の雰囲気をまとった彼は、
セリーナに気づくと興味深そうに彼女の全身を眺めまわした。
彼も他の人と同じねーーセリーナは失望を隠して接客するが……。

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