小説むすび | 消去[新装合本]

消去[新装合本]

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孤高の作家が生んだ比類なき、怒涛の長編。主人公フランツーヨーゼフ・ムーラウが両親と兄の死を告げる電報を受け取るローマの章「電報」と、主人公が葬儀のために訪れる故郷ヴォルフスエックを描く章「遺書」からなる本書は、反復と間接話法を多用した独特の文体で、読者を圧倒する。

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