小説むすび | ひこうき雲

ひこうき雲

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韓国文学の新シリーズ〈キム・エランの本〉刊行スタート!

《BTSのRMさんも愛読、韓国で17万部の大ベストセラー小説集》

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タクシー運転手のヨンデは、車内で、中国語のテープを聴いている。
数ヶ国語を話せた、死んだ妻が吹き込んでくれたものだ。

何をしても長続きせず、「家族の恥」と周囲に疎まれ、三十六歳で逃げるように上京した彼は、中国の地方から出稼ぎに来ていた親切な女ミンファと出会い、結婚し、貧しいながらも肩を寄せ合うように暮らしていた。

だが、やがて彼女はがんを患って……(「かの地に夜、ここに歌」)。


裏切り。罪。喪失。悲しみ。
韓国文学の騎手が贈る、哀切な8つの物語。

ーーこの空の向こうに、幸せはきっとある。
■日本の読者の皆さんへ

■そっちの夏はどう?
■虫
■水中のゴリアテ
■かの地に夜、ここに歌
■一日の軸
■キューティクル
■ホテル ネアックター
■三十歳

■あとがき
■訳者あとがき

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