7歳の少年が憧れたのは、ヒトラー総統その人だった。少年はただ信じただけだった。目の前に立つ、その人を。そして、ただ認められることだけを夢みて少年は、変わりはじめた…。パリに生まれた少年ピエロがたどる、数奇な運命の物語。