天才最弱魔物使いは帰還したい2 〜最強の従者と引き離されて、見知らぬ地に飛ばされました〜
「元素精霊種のスレイプが欲しいなあ」「…浮気?そういう態度はよくない」僕ー魔物使いであるフィル・ガーデンは、この街に蔓延る問題を解決するため、ダンジョン“黒鉄の墓標”に向かった。今回、アリスたち最強の従者とは別行動。危険があれば、臨時で組んだパーティメンバーであるハーフエルフや精霊種の彼女たちに守ってもらうのだ。そして案の定、ダンジョンの奥深くでクリーナーの王クリーナーロードが現れるー!僕は、襲い掛かってくる王に笑みを浮かべ、右手を伸ばして言った。「僕の従者になれ。広い世界を見せてあげるよ」多くの“機械魔術師”が消息を絶つ禁忌のダンジョン。その奥に潜むのは、SSS等級以上のランクを持つ“L等級”モンスターで…!?脆弱すぎる身体と、優れた弁舌を持つフィル・ガーデンの『魔物使いの神話』、第2巻!!