小説むすび | 舟

終戦直後、北方領土のとある島で、日本人とロシア人が共生していた一時期があった。引き揚げの日の朝、遭難したロシア人の子どもたちを救出するために一人海へ出たのは、日本人漁師だった…。知られざる民間交流の歴史。表題作「舟」に加え、元島民たちとその子孫のインタビューを収録。

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