小説むすび | 八月の梅

八月の梅

八月の梅

梅酒に秘められた謎……

日本のとある女子大学で教鞭をとるバーバラは、
小さな箪笥を同僚の遺品として譲り受ける。

その中に入っていた自家製の梅酒の瓶と木彫り
のキツネ。
その来歴を探るバーバラはやがて、
哀しい物語を知ることとなる……。

実際に日本で教鞭をとったことのある著者が、
深い日本理解に基づいて描くミステリー。

日本とアメリカ、戦争に翻弄された人々が抱える
癒えない傷が浮き彫りになる。

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