小説むすび | ネット狂詩曲

ネット狂詩曲

ネット狂詩曲

出版社

彩流社

発売日

2018年8月9日 発売

ジャンル

終わりなき ネット時代の から騒ぎ

2017年11月に刊行(初版90万部!)されるや
中国で大きな反響を呼んだ最新作、早々に日本語訳が登場!

ここ数年、中国のネットを騒がせた事件をまとめて、
実はすべて一人の人物につながっていたとする小説である。

旅先でコールガールになった女性、
手抜き工事で崩落した橋の責任者、元省庁夫人、
美人局をする自警団などなど…。
住む場所も身分も貧富もまったく違う見ず知らずの
四人の男女が描く悲喜劇。

彼らが織り成す荒唐無稽な阿鼻叫喚は、
やじ馬にとってはこの上ない楽しみとなる。

原タイトル「吃瓜時代的児女們」は、
ネット時代に他人の騒ぎを見物して楽しむ人々を意味する。

現代中国髄一のユーモア作家・劉震雲が
辛辣な筆致で現代中国の問題をえぐり出す!

原書については邦訳前からも大注目で、
『週刊 エコノミスト』(2018年5月22日号)の
「海外出版事情」コーナーにて、
元獨協大学教授・辻康吾氏による書評が出ています。

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