小説むすび | 誰でもない

誰でもない

誰でもない

それが必要だった。すべてのものが消えてゆくこのときに。暗闇を水平線で分ける明かりのようなものがー喪失、暴力、孤独、格差、貧困…“今”をかろうじて生きる人々の切なく、まがまがしいまでの日常を、圧倒的な筆致で描いた8つの物語。いま最も期待される韓国文学の“新しい顔”ファン・ジョンウン、待望の初邦訳。

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