小説むすび | お色気担当の姉と、庇護欲担当の妹に挟まれた私2

お色気担当の姉と、庇護欲担当の妹に挟まれた私2

お色気担当の姉と、庇護欲担当の妹に挟まれた私2

ファビオラは新年の夜会にアーベルと参加して、夢のような幸福な時間を過ごした。しかし、アーベルの優しさにふれるほどファビオラのトラウマが甦る。この優しさは特別なものではないのだと。アーベルとの曖昧な関係に戸惑いを覚えてしまうファビオラは、悩みながらも王宮仕えの侍女として充実した日々を謳歌していたー。「なぜこんな事をするの!意味がわからないわ」そして悲劇が起きる。アーベルとの仲を逆恨みした令嬢に襲われてしまうのだ。心身ともに傷ついたファビオラは、アーベルとの関係を終わらせようと決意するが…。「私、今すっごく幸せです。幸せ過ぎて、ずっと続いていくか怖いです」これは、傷つきながらも懸命に生きて幸せを掴んだ、普通の女の子の成長譚。

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