小説むすび | 没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります(上)

没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります(上)

没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります(上)

初めての舞踏会で、田舎貴族のベルナールは『麗しの薔薇』と囁かれている伯爵令嬢アニエスのもとに挨拶に向かったが、初対面にもかかわらずアニエスから冷たい目を向けられ、見下されてしまう。そんな不愉快極まりない出会いから数年後、アニエスの家がとある不祥事により没落してしまう。これでもう会うことはないだろう…そう思っていたベルナールの前になぜかアニエスが現れ、またしても“あの目”を向けてきた。思わず腹が立ったベルナールは、アニエスに「使用人として雇ってやる」と提案する。見下している相手から情けをかけられる気分はどうだ。そう思ったのだが、アニエスは涙ながらにその提案を受け入れてー。鈍感騎士と天然令嬢の勘違い純愛譚、始まります!

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