小説むすび | 貴方達には後悔さえもさせません! 〜可愛げのない悪女と言われたので【記憶魔法】を行使します〜

貴方達には後悔さえもさせません! 〜可愛げのない悪女と言われたので【記憶魔法】を行使します〜

貴方達には後悔さえもさせません! 〜可愛げのない悪女と言われたので【記憶魔法】を行使します〜

侯爵令嬢シャーロットは第一王子ハロルドの婚約者として努力を惜しまず、品行方正・清廉潔白に生きてきたはずだった。それなのになぜか、学院では「稀代の悪女」と噂されるようになり、転入生の男爵令嬢マリーアのことを皆がもてはやす。果ては彼女への鞍替えを示唆するハロルドを前に、絶望したシャーロットはすべてをリセットする“記憶魔法”を使うことに。『それでは皆様ごきげんよう。悪女のいない世界でどうぞお幸せに』-数か月後。シャーロットの存在が消えたレノク王国中枢部では政務が回らない、王子の婚約者が決まらない…「どうしてこうなった?」と誰もが首をかしげる事態に。一方、魔法の代償として自身の名前以外の記憶を失い、平民となったシャーロットは新天地でのびのびと第二の人生を歩み幸せになっていく。これは、頑張った人が報われる世界で心優しい貴族令嬢が幸せをつかむ物語。

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