キモオタモブ傭兵は、身の程を弁(わきま)える 4
なんであんなお偉いさんが、僕みたいな「モブ」を調査してるの!?
銀河大帝国ーー人類が生息可能な惑星のある宙域の7割を国土としている大国で、ジョン・ウーゾスは傭兵を生業としていた。
「オタク」「モブ」を自認している彼は「分不相応・役者不足・身の程を弁える」をモットーにし、惑星トスレでの任務を完遂。
任務で船を破壊されるも、新たな船を購入したことでウーゾスはいつもの日常を取り戻ーーせなかった。
「美女すぐる皇帝陛下」を標的にしたクーデターが勃発したことで、またぞろウーゾスは任務に駆り出されてしまう……!
そして不幸は続きーー「97%の確率で特定部位を破壊し相手を無力化しています。
見事としかいいようがありません」
「彼はいわば職人です。地味な仕事をいくつもこなして腕を上げてきたのでしょう」--いつの間にかウーゾスに興味をもった帝国将軍により、彼の実力が暴かれることになり……!?
実は超有能なモブ傭兵による、無自覚爽快スペースファンタジー。
第4幕!
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