文官してたら姫騎士に脳筋だとバレて前線送りになった 1
この文官、最強の戦鬼ーー
知力と武力で無双する異色の文官によるファンタジー戦記、ここに開幕!
魔物の領域に囲まれた軍事国家・タッシュマン王国で、とある事情により前線を退き文官として穏やかな日々を送るジェズ・ノーマン。
ある日、地方出張中に盗賊の襲撃を受けたジェズは、難なく盗賊を討伐した現場を王国の第三王女であり王国軍第七軍団の軍団長も務めるレネ・タッシュマンにうっかり目撃されてしまう。
文官とは思えない戦闘力を持つジェズに興味を持ったレネ姫は、彼を第七軍団の参謀部に配属。
ジェズはあくまでも文官として職務を全うしようとするも、魔物の活動が活発な南方最前線では真の力を発揮せざるを得なくなりーー!?
「おい、俺が相手してやるよ」
戦場の風に官服を翻し、次々と事務処理(物理)をこなしていくジェズ。
その強さが知られたことで、ジェズは人類存亡をかけた魔物との戦いや、陰謀渦巻く政局に飲み込まれていくーー!
かつて「戦鬼」と呼ばれた異色の文官がやがて王国の英雄となるファンタジー戦記、堂々開幕!!
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その文官は、伝説を倒し“英雄”となる 知力と武力で無双する異色の文官によるファンタジー戦記、第二幕! タッシュマン王国第三王女であり、王国軍の軍団長も務めるレネ・タッシュマンとの出会いをきっかけに、魔物との戦いに身を投じることになった文官ジェズ・ノーマン。 ジェズは南方大騒乱で「魔物の皇(おう)」オークエンペラーを討ち破り、レネ姫の主席秘書官として王都・ネヴァリスタに凱旋していた。 そんなジェズを王都で待ち受けていたのは、国王ラムセス・タッシュマンによる手荒な公開討論(模擬戦)と、裏の顔を持つ聖女ルクレティア・アルマとの思わぬ再会(武術稽古)で!? さらに、ジェズがノーマン家の養子となる前の出自の謎が、魔物の大規模侵攻や活発化に関連している可能性が浮上したことで、ジェズを取り巻く環境は少しずつ変化していく。 そして、突如現れた人型魔族とドラゴンによる王都襲撃という未曾有の事態が、ジェズを再び最前線へと向かわせることにーー! 2025/12/25 発売