NO FATIGUE(3)
女神アトラゼネクより“24時間疲れない”能力“不易不労”を授かった加木智紀。悪神の力で転生した通り魔を倒すため、彼は子爵家の四男エドガーとして、異世界で第二の人生を歩み出した。悪神の息が掛かった暗殺教団“八咫烏”。わずか1歳足らずにしてその首領ガゼインに見込まれたエドガーは、教団への潜入を果たす。次々と明らかになる真実を前に、最強の0歳児はついに反撃の狼煙を上げる決意をするが…!?「俺はサンタマナを潰し、俺のための王国を打ち立てる。-一緒に来ねーか?」暗殺教団編、激動のクライマックス!
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異世界で得た能力(ちから)は“24時間疲れない”!? 「……たしかに、これはあんまりね」 通り魔から女子高生を庇い、不慮の事故で殺され、加木智紀(かぎとものり)の人生は幕を閉じた……はずだったのだが、気がつくと目の前には女神と名乗る美女が。 彼女は智紀を異世界に転生させてくれると言う。 「--その代わり、あなたがこれから行く異世界に例の通り魔も転生しているから、この力を使って彼を倒してほしいの」 そう、事の発端の通り魔ーー杵崎亨(きざきとおる)は悪神の力によって異世界で再び生を受けていたのだ。 智紀は心身共に“24時間疲れない”能力(ちから)を得て、通り魔を追い異世界へ。 子爵家の四男エドガーとしての第二の人生が幕を開けた。 【不易不労(ふえきふろう)】の力を活かし、四六時中修行に励む0歳児、赤ん坊のエドガーは常人ではあり得ない速度で次々にスキルを磨き上げていった。 そんなある日、父親が司令官を務める軍の砦が敵組織<黒狼の牙>に襲撃され、エドガーも敵に遭遇してしまう。 その特徴は智紀の仇敵である通り魔のそれと酷似していて……!? 2015/07/25 発売