小説むすび | 二度と家には帰りません!2

二度と家には帰りません!2

二度と家には帰りません!2

“種子生成”に目覚めたことで、王弟・グレンに見出された令嬢・チェルシーは王立研究所の特別研究員に任命された。グレンたちとスキルの研究をしながらすごしていたある日、チェルシーの元に王国の西にあるラデュエル帝国の前皇帝から『精霊樹を挿し木して欲しい』という依頼が届く。帝国では人々を苦しめる瘴気が蔓延していた。瘴気を祓うには、新たに精霊樹を植え、精霊を呼び出す必要がある。しかし、精霊樹を挿し木できるのは精霊王・エレの契約者であるチェルシーただ一人。チェルシーたちを帝国で迎えたのは前皇帝・ロイズと狐人の料理人・ミカ。帝の座を退くきっかけとなったロイズの病を、チェルシーは新しい種を生み出すことであっという間に快復!そしてチェルシーたちは、元の精霊樹を切り倒してしまった今の皇帝を懲らしめ、人々を瘴気から助けるべく、彼らと協力して帝都へ向かうー不遇だった令嬢のシンデレラストーリー、第2幕!

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