赤い首輪
第一次世界大戦終結の翌年、フランスの地方都市にある軍の営倉には戦争中に殊勲を立ててレジオン・ドヌール勲章を受けた元兵士が一人だけ収容されていている。その外の広場ではこの兵士の飼い犬がひっきりなしに吠え続けている。元兵士はある違法行為を犯しており、その予審のために訪れた軍判事が判決案を策定すべく、本人、その恋人、町の住民らから情報を集めていく過程で、その行為の詳細と理由、犬の果たした役割が明らかになる……。戦争と個人、人間と動物の関係を問う、ゴンクール賞受賞のベストセラー作家による中編小説。
赤い首輪
訳者あとがき